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ブラックホール
- ●ブラックホール (Black hole)
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これは大質量の恒星が超新星爆発した後、自己重力によって極限まで収縮した状態の天体である。
- ●特徴
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:アメリカの物理学者ホイーラーが命名。
:ブラックホールの周囲には非常に強い重力場が作られるため、ある半径(シュヴァルツシルト半径)より内側では脱出速度が光速を超え、光ですら外に出てくることが出来ない。
:ブラックホール見えないが、ブラックホールが物質を吸い込む時に降着円盤を形成するので、そこから放出するX線やガンマ線、宇宙ジェットなどによって観測が可能である。
:ブラックホールに吸い込まれた物体は最終的に事象の地平面の位置で永久に停止するように見える。
:同時に、物体から出た光は赤方偏移を受けるため、物体はだんだん赤くなり、可視光から赤外線、電波へと移り変わり、事象の地平面に達した段階で完全に見えなくなる。
:ブラックホールの中心には、密度、重力が無限大である特異点がある。
※ここでは時空の性質を記述するアインシュタインの一般相対性理論が成り立たない!!
:2007年運転開始の加速器LHC(ラージハドロンコライダー)で極小型のブラックホールの生成実験が予定されている…。